1、webマーケティングの始まり
(1)90年代前半
民間にインターネットが開放され、WindowsやMacintoshが登場したことでネット社会が世界中広がりました。
(2)90年代後半
企業は、ホームページをつくり、仕事を受注、ネット通販が始まり、webマーケティングの創世記です。
(3)2000~2004年
オフィスや家庭にパソコンが普及し、
消費者は主体的に情報を収集、ニーズウォンツを満たせる製品サービスが簡単に手に入るようになりました。
個人は、ブログを始め、環境問題や貧困問題など世界規模の社会問題を意識するようになり、社会や世界のため、何かできないかがニーズウォンツに加わったのです。
その結果、消費者は、製品サービスの質のみならず、「社会に対する企業の考え方や姿勢」も商品の購買基準に盛り込むようになりました。
そのため、自社の社会に対する姿勢を表明することがwebマーケティングの不可欠な要素になったのです。
2、webマーケティングの中心がSNSへ
(1)2005~2009年
先端技術に興味ある人たちからTwitterの利用が広がり、個人はブログの他に、ソーシャルメディアというコミュニケーションツールを手に入れました。
しかし、この時点では、企業は、ソーシャルメディアをビジネスに活かせず、むしろ、web広告やSEO施策など、Webマーケティングの外注化が加速したのです。
(2)2010年代
2010年代に登場したスマートフォンは、通信環境の整備と高速モバイル規格の登場で、急速に広がりました。
スマホの台頭は、Webだけでなくアプリなどwebマーケティングの媒体を広げ、無料電話機能付きのSNS「LINE」が登場、SNSでのコミュニケーションを常態化させました。
消費者はオンラインとオフラインの間を自由に行き来し、ネットの口コミより、自身が所属する様々なSNSコミュニティの影響を受け、物事の最終判断するようになったのです。
このため、SNSコミュニティの中で自社や商品サービスを推奨する人々を沢山生むことが、Webマーケティングの最大目標になっています。