Webページのレイアウトについて

Webデザインを行う際は、ページのレイアウトについて知っておく必要があります。
一つ目は、「1カラム」。
昨今、増えているレイアウトです。
1カラムだと、視線が真ん中に集まるので、訪問者に見てもらいたい物がはっきりしている場合に有効だと言えます。
例として、ランディングページのように、特定の商品を売り込んだり申し込みなどをしてもらいたい場合に使用されます。
また、全面に要素を広げることができるので、インパクトのある画像を使っている場合には効果的です。
そして、カラム数を切り替えなくてよいので、レスポンシブデザインを実装するのが容易にもなります。
ただし、コンテンツが増えるとスクロールさせる回数が増えてしまうという難点もあります。

二つ目は、「2カラム」。
このレイアウトは、ブログやECサイトでよく使われます。
サイドにカテゴリーなどのメニューを置いておくことにより、訪問者が目的のページを探しやすいようにすることができます。
訪問者に、複数のページを見てもらいたい時に有効だと言えます。

三つ目は、「3カラム」。
このレイアウトは、ECサイトで多用されています。
ファーストビューで多くの情報を見せることができるというのが、その理由です。
いっぺんに多くの情報を見せることによりワクワク感を与え、サイト内のいろいろなページを見てみたいという気にさせることができます。
そのため、多くの商品を扱っているECサイトに適していると言えます。

四つ目は、「グリッドレイアウト」。
これは、各要素を格子状に配置したレイアウトです。
いっぺんにたくさんの要素を見せることができるので、画像を一覧で見せたい場合に有効です。
また、要素を配置する自由度が高いので、上手く使えばおしゃれなサイトに仕上げることもできます。
ただし、それぞれの要素の大きさは均一になりますし、情報量も多くなるので、ある特定のページを見てもらいたいという場合にはあまり適していません。

Webページのレイアウトについて
トップへ戻る