1、Webマーケティングの効果測定とは
Webマーケティングとは、ユーザーのwebを通じて行動するあらゆる面を捉えて「売り込みしなくても」おのずから売れるようにする仕組みを作ることです。
ユーザーのwebを通じて行動するあらゆる面とは、Webサイトだけでなく、SNS、Eメールを通じての行動を含みます。
SNSは、社会的つながりをインターネット上に構築するサービスで、Eメールは、インターネットを経由して、メールアドレスを宛先に、文字や画像、動画を送受信できるサービスだからです。
従って、Webマーケティングの効果測定とは、Webサイトだけでなく、SNS、Eメールを通じてのユーザーの行為に対するマーケティングの効果の測定といえます。
2、Webマーケティングの効果測定ツール
(1)Googleアナリティクス
「今現在の利用状況」「サイト内のユーザー行動」などの把握
(2)Googleサーチコンソール
「アクセスしたユーザーの検索キーワードは何か」などの把握
3、web広告の効果測定
(1)認知段階
広告が表示された回数(インプレッション)、広告表示1000回当たりの単価(インプレッション単価)、配信した広告が何人に見られたか、配信した広告に1回以上接触した人の比率(リーチ)。
(2)興味関心段階
広告がクリックされた回数、広告の表示回数に対してクリックされた比率、広告1クリック当たりの広告単価。
(3)比較検討段階
ユーザー投稿数。
(4)購買段階
広告を経由して資料請求や会員登録、商品購入などの獲得成果に至った件数(コンバージョン数)
広告を経由してサイトを訪れたユーザーの内、獲得成果に至った件数の比率(コンバージョン率)
1コンバージョン当たりの広告単価を示し、広告費をコンバージョン数で割った値(顧客獲得単価またはオーダー獲得単価)
4,SNS広告の効果測定
(1)認知指標
「フォロワー数」「インプレッション数」「リーチ数」「いいね数」「コメント数」「再生数」「保存数」
(2)誘導指標
「WEBサイトのクリック数」、「プロフィールクリック数」「プロフィールクリック率」
(3)獲得指標
「コンバージョン数」、「コンバージョン率」、「アプリインストール数」「アプリ起動数」
5、Eメール広告の効果測定
平均開封率。