キーワード、レスポンシブ、画面遷移が重要

 この話は2014年から2018年頃にかけての体験談です。
 注文住宅の専門サイトリニューアルを行うということで、そのプロジェクトの先頭となり開発指揮をとった体験です。内容は、会社紹介用と販売用が混在していた旧サイトから、販売用に特化したサイトを作るため、ほぼ1から新しいサイトを構築し、その後運用を続けながら改善を進めていく、というものです。
 内部対策として主に行ったことは、サイトや記事に対するキーワードの選定、サイトデザインのレスポンシブ化、サイト訪問者のサイト内遷移状況の改善、の3点に、主に力を入れました。
 「サイトや記事に対するキーワードの選定」については、検索エンジンの検索結果で表示されるサイトの概要について、サイト全体として検索されて欲しいキーワードを含めた文章を作りました。各記事内では見出しやその本文の中に、検索してほしいキーワードやこちらから伝えたいキーワードを含めた作りをしました。
 「サイトデザインのレスポンシブ化」については、パソコン、スマホ、タブレットのいずれから接続された場合でも、その端末に合わせたデザインで表示されるようにしました。この時はWordpressで開発をしていましたが、サイトのテーマ(外観)を決定する時に、レスポンシブデザインに対応しているテーマを選びました。そして実際の開発過程ではGoogleデベロッパーツールを使用して、様々な端末からサイトがどのように見えているかを確認しながら作成しました。
 「サイト訪問者のサイト内遷移状況の改善」については、一度サイトを訪れたユーザーが、最初に訪れたページのみを閲覧してそのまま離れてしまわないように工夫をしました。具体的には記事本文に関連する社内ニュースや過去の記事、似たような商品などを見てもらえるように、本文やサイドバー、アンダースペースを使ってサイト内のリンクを充実させていきました。
 結論としては、サイト上でこちらの伝えたいことを明確に伝えた上で販売の成果につなげ、ユーザーから見ても読みやすく、いろいろなリンクをたどってみたくなり、動作も軽くてストレスの少ないサイトをいかに構築できるか、を押さえることが鍵になりました。

トップへ戻る