中小企業でプロモーション全般を担当しています。販売促進活動から広告宣伝等々を中心に付帯すること業務まで担当しています。わたくし自身の経験に基づいて記させていただきますので、一般論でもなければ、参考になるかわかりません。ご容赦ください。
自社ブランドや自社製品のプロモーションを担当していますが、社内的には予算を使う部署、金がかかる部署という目で見られます。以前よりはましになりましたが、案件や広告出稿毎に費用対効果を数値化すべきなどという指摘や意見に攻められたこともありました。
業績が悪くなれば、すぐに予算削減にさらされます。部分的に華やかに見える部分は、社内からいろいろな陰口が聞こえてきたりもしますが、個人的には、なんでもやる雑用部署だと思っています。
販売促進施策の一環として全体でのキャンペーンの企画立案から運営、終了後の検証までします。代理店へのプレゼンテーションや説明も担当営業同行のもと行います。キャンペーンは営業担当者や代理店担当者のやる気次第です。どんなに素晴らしい施策と評価されても、営業が営業活動に展開、尽力してくれない限り成功の可能性はほぼないと思います。結局は人です。キャンペーンが目標達成すれば営業部署のお手柄、目標未達で失敗すれば施策の問題として指摘を受けるのが現実。それはある意味宿命とも思います。黒子として営業を支援することも受け入れていますが、施策に乗っかって座り込んだまま何もしない無能な営業担当者は腹立たしいところがあります。
また、広告宣伝ですが、基本的には広告出稿量が確保できない媒体広告の実施は、ドブに金を捨てるやうな行為として反対してますし、実際に実施していません。時々、何かのメディアで話題になった広告、SNSでバズったような報道を見られたのか、そんな要望を社内から言われる事があります。SNSが普及しはじめたころは、否定的だった役員やSNSがどんなものかも理解してない方々ですので、話が噛み合わないことが圧倒的に多いと思います。
これはプロモーションや広告宣伝だけではありませんが、いま持っているものの価値を客観的かつ正確に判定できない、判断できないと、大切な人ものを失う可能性が高いと思っている今日この頃です。